7/22 茨木にて〜食分0.816の部分日食観測
2009-07-22


今日の茨木市は明け方には雨が上がったものの、曇り空でした。
それでも雲の隙間から部分日食が観測できました。
以下、慣れない天体写真で、画質もいまいちですが記録まで。

日食の局地情報
観測位置の情報
緯度: N34°48′50″
  (34.813826°)
経度: E135°33′6″
  (135.551564°)

2009年7月22日 皆既食
 食の最大時の食分:0.816

時刻(ET) 日本時 高度 方位 天頂方向角
2009年7月22日 2009年7月22日(水)
欠け始め 0:47:07 9:47:07 56.5 106.6 336.7
食の最大 2:05:27 11:5:27 70.5 134.5 243.1
欠け終り 3:25:09 12:25:09 74.7 198.9 112.4

食の最大時の食分:0.816
 DT=69.215

@9:47 第一接触
禺画像]

A9:53 第一接触6分後 禺画像]

太陽の上の方から欠けはじめました。

B10:17 第一接触30分後
禺画像]

このあたりで3割近く大きく欠けています。

この後最大食までは雲に隠された状態が続いていましたが、10時50分を過ぎる頃にはやかましかった蝉が鳴きやみ、まるで夜になったかのような静けさが訪れました。
気温も心持ち涼しくなったように感じました。

C11:05 最大食
禺画像]

雲の隙間から太陽がわずかに顔を出した一瞬を狙いました。

D11:09 最大食4分後
禺画像]


E11:13 最大食8分後
禺画像]
影が下の方に動いているのがわかります。

F11:46 食分35%
禺画像]
11:40を過ぎた頃から、蝉が再び鳴き始め、夏らしい賑やかさが戻ってきました。



今回は皆既日食帯に行くことができず、また曇り空の下での観測となってしまいましたが、日食の影響で夜が近づいたと勘違いした虫たちの変化や、気温変化を体感できた点では実りの多い観測でした。

日本本土では今度は2035年9月に、サロス145の日食を故郷の信州で観測できます。それまでは頑張って生きなければ……。
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