今日の茨木市は明け方には雨が上がったものの、曇り空でした。
それでも雲の隙間から部分日食が観測できました。
以下、慣れない天体写真で、画質もいまいちですが記録まで。
日食の局地情報
観測位置の情報
緯度: N34°48′50″
(34.813826°)
経度: E135°33′6″
(135.551564°)
2009年7月22日 皆既食
食の最大時の食分:0.816
|
時刻(ET) |
日本時 |
高度 |
方位 |
天頂方向角 |
|
2009年7月22日 |
2009年7月22日(水) |
|
|
|
欠け始め |
0:47:07 |
9:47:07 |
56.5 |
106.6 |
336.7 |
食の最大 |
2:05:27 |
11:5:27 |
70.5 |
134.5 |
243.1 |
欠け終り |
3:25:09 |
12:25:09 |
74.7 |
198.9 |
112.4 |
食の最大時の食分:0.816
DT=69.215
@9:47 第一接触
禺画像]
A9:53 第一接触6分後
禺画像]
太陽の上の方から欠けはじめました。
B10:17 第一接触30分後
禺画像]
このあたりで3割近く大きく欠けています。
この後最大食までは雲に隠された状態が続いていましたが、10時50分を過ぎる頃にはやかましかった蝉が鳴きやみ、まるで夜になったかのような静けさが訪れました。
気温も心持ち涼しくなったように感じました。
C11:05 最大食
禺画像]
雲の隙間から太陽がわずかに顔を出した一瞬を狙いました。
D11:09 最大食4分後
禺画像]
E11:13 最大食8分後
禺画像]
影が下の方に動いているのがわかります。
F11:46 食分35%
禺画像]
11:40を過ぎた頃から、蝉が再び鳴き始め、夏らしい賑やかさが戻ってきました。
今回は皆既日食帯に行くことができず、また曇り空の下での観測となってしまいましたが、日食の影響で夜が近づいたと勘違いした虫たちの変化や、気温変化を体感できた点では実りの多い観測でした。
日本本土では今度は2035年9月に、サロス145の日食を故郷の信州で観測できます。それまでは頑張って生きなければ……。